学習ーアルファベット編ー
前回の続きです。
2、学習ーアルファベット編です。
バンクーバーの学校は基本的にGrade3(1-12月の間に9歳になる学年)までは宿題がありません。
家庭での読書は推奨されていますが、必ず読んで親のサインをするなどのこともありません。
なので、放課後は自由に過ごせます。
逆にいうと、宿題をとおして学校で学んでいることを知ることは難しく、家庭で英語のキャッチアップするには自分でしないといけない面もあります。。
我が家は4月から6月下旬の夏休みに入るまでは学校から帰ってきたら好きなように遊ばせて、新しい環境で受けているであろうストレスを発散させようと心がけました。
今まで日本語のみの環境だったのが急に英語の環境に入ったので、やはり疲れは溜まっていたと思います。公園では体を動かしてはしゃいで、見ている私が一番ストレスを発散できたのかもしれません。
そして、夕方、本人の気力・体力があればまずアルファベットから少しずつ教えていきました。
この時役に立ったのが、starfall.comという無料学習サイト(無料だと一部のみ見ることが出来ますが、アルファベットだけなら十分活用できる)です。
これを利用して、文字と発音を同時に教えました。いわゆるPhonicsというのでしょうか。
英語教育の専門家ではないので、これが良い方法なのかはわかりませんが、アルファベットと発音を関連づけながら覚えていったので、最終的にはこの綴ならこういう発音をするであろうと予測ができるようになりました。
つまり、意味がわからなくても単語を読むことはできるようになっていくので、絵本や簡単な本を声に出して読むことはできるようになります。特に絵本は絵があるので、言葉の意味を想像することはでき、自然と語彙数を増やしていけます。
元々本が大好きな息子にとって、自由に本を読めるようになったのは嬉しかったようです。
アルファベットを学ぶのは単調で飽きがちなのですが、starfall.comはアルファベット毎に短い動画があるので、7歳の息子も楽しみながら学ぶことができ、見ながらケラケラ笑っていました。
楽しみながら学ぶのは大切だなと改めて思いました。
今回はアルファベットを学ぶ際に発音も取得してほしいと私は勝手に思っていたので、楽しむことにより繰り返し見たくなり、自然と学び、身につくことができるからです。
我が家はstarfall.comという無料サイト(一部有料)を使いましたが、便利な世の中です。
検索したらきっともっとほかにも優良サイトがあるのだと思います。
見つけたら、追記していきたいと思います。
英語が上達してきた!-会話編-
早くも12月中旬!年々時の流れの早さに驚かされます。。。
日本では小学校1年生になる息子は4月下旬から現地の学校に通い出しました。
アルファベットさえも教えず、いきなりさぁ言ってらしゃい状態。
子供の適応能力は早いといえども、最初はさすがに無理をさせすぎたかなと思った時期もありました。
今その頃を振り返ると、随分と英語を話し、文章を書くようになり上達してきたと思います。
我が家の思い出にもなるので初期の家庭での英語学習方法を振り返り記します。
まず、会話編。
これは学校任せにしました。
子供には、アドバイスというほどのものではないのですが
登校初日、子供には、とりあず迷子にならないように周りの友達についていったり、まねをしたりすればよいんじゃないかなと伝え、あとは、トイレの場所を一緒に確認し、recessの時間に軽いスナックを食べることを話しておきました。
そして、わからなくてあたりまえだよ、今は頑張って先生や友達が話している言葉を聞いていてごらん、とインプットすることに重点を置いていいよと話しました。
英語が全くわからない息子はかなり不安げな顔をしていましたが、帰ってきた初日から楽しかった!と。
7歳だから、友達との遊びに言葉はあまりいらず、鬼ごっこやスポーツをしていたようであとはジェスチャーでなんとかコミュニケーションをとったようです。
その後も一度も学校に行きたくないと言ったことがなく、これはのびのびとできる環境と友達に恵まれたおかげだなと思います。
少しずつインプットしていたことを自らアウトプットしはじめたのは1週間後位だったと思います。
”ouch!”, "please”, "toilet”,"what?"etc.の単語ばかりでしたが、はじめての言語を話してみようとしていたことに驚きました。
元々、話すのが大好きな子なので、何か発せざるをえなかったのかもしれませんが、、、
ただ、この単語のみの会話から文章になった会話を話すまでは時間がかかりました。
夏休み中位から、私にはこれって英語でこう言うんだよね?と英語の文章を言ってきていたので、学校でもそろそろ話しているのだろうと思ったら、9月の時期もまだほとんど単語とジェスチャーでコミュニケーションを取っていたようです。
goal settingという個人面談の時にこれを先生から聞き、一瞬まだインプットの時期だろうし、まぁいいんじゃないかなと思ったのですが、
先生はもうちょっとtryしてほしい、息子ともそのことを話してみたらどうかとアドバイスを受けました。
そして、息子はどうやら完璧主義者だったようで、合っているという自信がないことは言わない、しない傾向があったようです。
先生自身も間違えることもあるし、友達もいっぱい間違えている、それを直していけばいい、恥ずかしいことでないんだよ、そのための学校なんだよと伝えてほしいとお話がありました。
早速、それを息子に話したら、第一声が「えっ、みんなも間違えているのー?」でした。
英語だからみんなも間違えることがあることに気づいていなかったようです。
それからはとにかくめちゃくちゃな文章、言葉でも話してみることにしたようで、
それにより随分と上達したようです。
相変わらず恥ずかしがり屋な面はあるようで、先生が息子の上達ぶりを息子に褒めても照れているようですが、英語に限らず一歩踏み出してみることの良さを経験出来て良かったと思います。
また、完璧主義者なのは私や夫の息子への接し方からきているかもしれないので、
これを掘り下げていきたいです。
次に学習編。。続きます。。
朝からの失敗と成功
まずは失敗から、、
お友達が気た時に一緒に食べようと楽しみにとっておいたHoney&Maple Waffles.
昨日いざ食べたら想像していたよりしっとり。
最初からしっとりを期待していれば気にならないけれど、なにせサックサクなワッフルを期待していたのでがっかり。
サクサク感を諦められず、お皿に載せてラップをせず電子レンジにかけてみました。
これが大失敗!
一分くらいかけてしまったからか、ワッフルの蜂蜜とメープルシロップが溶け出してサクサクどころか、お皿にワッフルがひっつき取れない、もう口にいれることもできない。
シュンと落ち込んだ瞬間でした。
そして成功話。ささやかなんですがね。
学校に行く前の10分間を有効利用できたのです。
4歳の次男はものづくりが好きなので、幼稚園に行く前に大好きな積み木パズルを。
7歳の長男は毎週金曜日にスペリングテスト(英単語の綴りテスト)があるので、
それに向けて自分で口に出して読みながら書いて、練習。
たかが10分、されど10分。
集中するのにちょうどよい時間のようで、騒がしいボーイズもめずらしく静かに取り組み、そしてその集中した時間のおかげかスッキリした表情になって登校。
私もその10分の間に細々とした家事をパパッと。私も気分スッキリ。
親子でスッキリして気持よく朝を過ごせたので、よし!
明日からは余裕があれば、この10分間ぐらい、子供たちを見守る、寄り添うことができればいいな。
初テント泊
バンクーバーの週末は良い天気に恵まれました。
先週の半ば、いつものようにブリティッシュコロンビア州のProvincial Parkのホームページを確認したら、Porteau Coveのキャンプ場に空きが!
すぐオンラインで予約して、土日にかけてテントで一泊してきました。
夏のベストシーズン中のキャンプ場はどこも予約でいっぱい、今年はキャンプできないかなと諦めていた矢先に見つけられてラッキーでした。
キャンプ場の予約は3月1日から、予約日の3ヶ月前からできるようですが、人気のシーズンはどこもすぐ埋まるようです。
今回はもう、10月に入っていたので空きが出たのだと思います。
キャンプ場の中には車を横付けできるキャンプサイトと、駐車場からテントをはる場所が離れているWalk-in siteがあり、今回空いていたキャンプサイトはWalk-in Camping Site。
駐車場からの距離は徒歩3分ぐらいで、荷物運びが苦にならないちょうどよい距離でした。
キャンプサイトはHowe Soundという海辺に面しており、後方には鉄道の線路、上後方には高速道路があるため、
夜は時々波の音、2回ほど鉄道の音(これはボリュームが大きかったです)、車の走る音はしましたが、
子供たちはぐっすり寝たままで、私自身も音はあまり気になりませんでした。
海辺に面しているとはいえ、内部に入りくんでいる海辺で内海というのでしょうか、
とても穏やかな海面で周りは島?や山に囲まれており、とても景色が綺麗でした。
早起きがなかなかできないので日が昇るのを見ることはめったにない分、
夕日を眺めるのが大好きな私は、
夕食後、家族と海辺にいき、日が沈むのをずっと眺めました。
海面にうつる太陽の光が刻々と変化する様、海辺でひたすら水遊びする子供たち、
ささやかだけれど幸福ってこういうことかな、なぁんて単純に感じながら見ていました。
そして、夜空!久しぶりにたくさんの星を見ました。
星座は全くわからず、次回は星のことを調べてからきたらさらに楽しめるなと思いながら、満点の星空にみとれました。
はじめてのテント泊、行く前はどうなるかなと不安もありましたが、なんとかテントも張れて、
エアーマットをひいて、念のためフリースやダウンを着て寝袋で寝たら寒くなく、
なかなか快適に寝ることができました。
朝はのんびり起きて、粗食の朝ごはん。
あと片付けをしたらあっという間に帰る時間に。
キャンプ場をあとにして、思いつきでウィスラーへ向かいました。
今回はとにかく一度テントで泊まってみて、キャンプを経験してみたかったのではじめてにしては、大きな問題もなく楽しめたかなと思います。
次回はテントを張る時間を短縮して、もっと子供たちと外遊びができるようにするのが課題です。
最終目標はロッキーをテント泊しながらまわること、、、
釣り♪
ここ数日、バンクーバーは晴れて気持ちいい!
青い空と高〜い木を見上げるだけで、元気な気持ちになれます。
そんな気持ちの良いお天気の中、友人家族の釣りに同行させてもらいました。
まずは友人宅で釣りのレクチャーをしてもらいました。
今まで釣りをした時にいつも水中カメラを網にくくりつけて釣っていたそうで、
レクチャーでみせてもらった動画には網にカニが入ってくる様子、周りを泳いでいる魚の様子がはっきりと映っており、面白い面白い!
それから子供たちはお庭で餌になるミミズを捕まえに。
こういう作業は、子供たち大好きですね。
「とれたー!ダンゴムシもいるー!」と歓声を上げて本当に楽しそうでした。
餌を確保したら車で10分ほどのビーチに向かいました。
桟橋には既に釣りをしている人で大賑わい。
そして釣り開始!
慣れいる人がやると準備も早く、すぐはじめられました。
今回はカニのための網と、魚釣りようの釣り竿の2パターンを同時進行でしました。
カニ網には鶏肉を餌にして、動画撮影のためのカメラを括りつけ網を海の中へいれ、そのまましばし待ち時間。
大体15分ほど待つと3回に1回はカニが中に入っていました!
ただ、カニはメスと小さいサイズのオスは海に返さないといけないのでほとんど釣っては海に返すの繰り返しになります。
それでも、カニが釣れるとサイズに関係なくやはりワクワクし、あの素早い横歩きを見るだけでとても楽しかったです。
そして釣り竿での魚釣り。餌はミミズや鶏肉、オキアミなどで全長10cmほどの魚が5匹釣れました!
本当はカレイがあとプラス1匹釣れたのですが、我が家のチビが釣った直後に釣り竿をもって写真撮影をしていたら、桟橋の床の小さい隙間へスルッと落ちて逃げてしまいました。。
さすがカレイ、平ぺったいので小さい隙間も難なく入れちゃうんですね。
その後は釣った魚を入れるバケツを必ず真下に置いてから写真撮影をしました(笑)
私は釣りをしたことがなかったので、桟橋からもポンポン魚が釣れて驚きました。
釣りを終わったあとのお楽しみは、食すこと!
友人家族に捌き方を教えてもらいながら、内臓と頭、鱗を取って下処理完了。
今回はシンプルに塩コショウ、小麦粉をつけてバターとオリーブオイル半々で焼きました。
魚の名前はわからないのですが、白身の魚で、骨の身離れもしやすく美味しい魚でした。
友人からのお誘いがなかったらバンクーバーにいても釣りにいくことはなかったと思うので、バンクーバーでの出会いに感謝、釣りの楽しさに感謝の日でした。
The Fish Counter
こちらのfish and chipsが美味しいと教えて頂き、早速食べに行ってきました。
場所は3825 Main St. at 22nd、周辺には他にもおしゃれなカフェやカード屋さんもありました。
店内にはfish and chipsのほかクラムチャウダーやタコスなど食べ物を頼むカウンターと、
魚介類のお惣菜、海鮮類を販売しているコーナーとeat in 用に椅子、テーブル1つ、道路に面したカウンターがありました。
お惣菜の種類も豊富で、普通のスーパーではなかなか見かけないタコ、いくらなども売っており、見ているだけでワクワクしました。
今回は食べたfish and chipsは Halibut (1piece with chips $11.90)、Ling Cod (1piece with chips $11.90)、Clam Chowder $5.95、Fried Oyster ($2each)でした。
halibutはオヒョウ、カレイの種類の一つで身は引き締まっているといったらよいでしょうか、淡白で、さっぱりな感じでした。
ling codはアイナメ科の魚、キンムツのようですが、こちらも淡白、食感はhalibutよりなめらかだったように感じました。
どちらも臭みはなく、その後の胃もたれもありませんでした。
そしてクラムチャウダーはなにかはわかりませんがスパイシが効いていて、私好みでした。
こどもには飲みにくいかなと思ったら、そうでもなかったようで最後の一滴まで飲み干していました。
家からはちょっと遠いですが、また行ってみたいと思います。
次回はタコとかも買ってみたいな。
来て半年、セットアップの記録その1
時々晴れ間を見せつつも小雨や曇のバンクーバー。
朝晩もだいぶ冷えるようになり、風邪も流行りだしているようです。
バンクーバーに来たのは3月下旬。
桜が満開で綺麗で、新生活の始まりに相応しく感じられ、嬉しかったのを思い出します。
色々な方のサポートのお陰で比較的早く、こちらの生活に慣れて落ち着きましたが、
半年はあっという間でした!
そろそろ忘れそうなので、セットアップの思い出として振り返り、記録しておこうと思います。
最初の一週間は時差ボケがある中、こちら在住のとてもとても親切で、仕事の早い日本人エージェントの方に案内や説明をしてもらいながら様々な手続きをしました。
YVR空港に着いたのは確か11時半頃。
長旅、直前の引っ越しなどで疲れが溜まっていた子どもたちは成田から合流した父母に託し、
夫と私はその日にアパートの入居時inspection、ネット開設、日用品を揃えて夕方には父母、子供たちと合流。
夕飯はダウンタウン、Granville St沿いにあるedgeというレストランにふらりと入り、
ハンバーガーやスープや、、記憶は薄れていますが、美味しくていいスタートを切れたと思ったのは覚えています。
翌日は朝から子供たちをまた父母に託し、領事館で子供たちの出生証明書発行依頼、日本の運転免許証翻訳依頼などを。
同じダウンタウン内で夫のSIN番号発行を済ませ、昼食後銀行口座の開設をしました。
日本との違いを大きく感じたのはこの銀行口座の開設でしょうか。
事前に銀行に予約をとり、個室で約1時間半くらいかけて口座の開設やクレジットカードの申し込みなどをしました。
担当の方がハローキティー好きの女性で、誕生日プレゼントにもらったのよーと嬉しそうにキティちゃんグッズを見せてくれたり、話が面白かったり!
あたりまえですが、日本の銀行では担当の方とあんなに笑ったこと今までなかったので、新鮮でした。
3日目は携帯契約。日本から古いipadやiphoneは持ってきていましたが、
やはり子供の学校関係の緊急連絡先のためにも携帯電話は必須なのでこちらで携帯電話を調達。
住んでいるアパート周辺はRogersでないと繋がりにくいと聞いていたので、携帯会社はRogersにしました。
使い慣れているiphoneにしようと思ったら、ちょうど行った店舗には新品の在庫はなし。
どうしようかなぁと考えていたら、担当のお兄さんが色々調べてくれて、iphone5sの新古品ならあり、価格もかなりお安い。具体的金額は忘れてしまいましたが、、、半額以下だったでしょうか。
新品があったら、そもそも新古品の存在を店員さんのほうから提示することは無かったと思うので、とにかく少しでも節約せねばならない私達にはラッキーでした。
午後、夫は前任の方から車を引き継いだり、職場へ挨拶したり、そしてそのまま歓送迎会へ。
私はエージェントの方にKim's Martという韓国系スーパーに連れて行ってもらい、
日本の調味料や薄切り肉、ごぼうやそこのお店手作りの豆腐、10キロのお米を調達し、帰宅しました。
4日目は前任の方から家具類、食器類ほか日用品などを引き継ぎ、近所の帰国直前の方からもベッドや掃除機などを買い取りました。
前任の奥様からは手作りのおはぎやパスタソース、お米も頂き、感激しました。
おかげ様で生活環境はバッチリ整ったのでありました。
領事館で頼んだ運転免許証や出生証明書は1週間かかるので、小学校関連や運転免許証の切り替えはできませんでしたが、
エージェントの方や周りのおかげでそれ以外のほとんどの手続きを数日間で終え、暮らせるようになったので、本当に大助かりでした。
学校関係の記録はまた後日、、