いつ言うべきか、いわざるべきか、、
ちょっとつぶやき、、
ストレスをずっと抱えている夫。
日本でも新しい環境で働きはじめるのは慣れるまで大変だと思う。海外ならなおさらだろう。
頭ではわかっていて、聞き役に徹しよう、笑顔で優しく、と思うのだが、こちらも結構いっぱいいっぱいになってきちゃった。
毎朝、毎晩 横でため息をつかれるのは私もきつい。
わかっている。
私はこちらでは仕事をしていないし、子育てと家事だけ。
家事もこちらの部屋に元々ついていた家電たちのおかげで楽している。
なんていったって、一緒になんでもお喋りして、笑って、発散できる友達たちの存在がある。
子供たちも元気、それだけでバンザイ。
でも、ためいきはきついな、、ためいきだけは。
言ってみようかな。本人も無意識のため息だからどうしようもないのだろうけど、もうちょっと減らせないかな、と。
そうしたらもっとストレス抱えちゃうかな、、
外に出て、陽の光を浴びて、エネルギーをチャージしようっと。
母、妻、もうちょっとがんばろうっと。
ため息を吹き飛ばせたらいいな。
7歳男子ーもう反抗期?
息子たちは学校が終わったあとは、ほぼ毎日playdateをしています。
playdateとは シンプルに友達と一緒に遊ぶことをさします。
7歳の息子は友人宅への送迎だけして遊んでもらうことも時々ありますが、大体下の子も一緒に遊びに行かせてもらったり、我が家に来てもらったりすることのほうが多く、高確率で私も同伴させてもらいます。
子供たちが遊んでいる間のお母さん同士のお喋りが楽しいので、同伴するのは楽しみです。
が、しかし、、遊んでいる子供の姿や接し方を見ていると気になる気になる。
特に7歳の息子。
他のお友達への言葉遣いが荒かったり、わがままだったり、声が異常に大きかったり。優しくしていることもたまにあるけれど。
友達の表情をみて気づかないのかなとつい疑問におもってしまう。傷つけていることに気づいていない。その場で息子に声をかけても拗ねるだけ。
特にお友達の前では強気になって 反抗してくる。
この反抗の仕方がとても腹たってしまう。そして息子相手にすぐ腹を立ててしまう自分の幼さにも腹たち、悪循環。。。
どこにいっても、何時の時代でも人とのコミュニケーションはとても大事だと私は思っている。結構重きをおいている。
だから、自分も彼も落ち着いた時に、彼自身を大事にするのはもちろん、他の人の気持を考えて、respectすることの大切さを話してみているけれど、息子はいつも中断したり、ああ言えばこう言うで言い返してきたり。
会話の仕方を私自身がちゃんとできていないのでしょうね。
そして、あれだけ言い返してこられるようになったのは成長の証でもあるのでしょう。
話し合う環境を整えたり(たとえばカフェ?そうしたら私も他人の目があるからちょっとは冷静になれるかな)、話し方を変えたりして 違うアプローチをして見る必要がありそう。
そして、すこしずつでいいから 人との接し方、会話の仕方、を学んでいってほしいな。
平日昼間の母のつぶやきでした。
食卓のしあわせ
経済的余裕がない我が家、節約をかなりしなければなりません。
(時には彩り、楽しみも必要と言い訳し、友達と外食することはもちろんあり。)
がしかし、バンクーバーは物価が高い。食材も例外でなく高い!
逆に日本の物価が安すぎるのかもしれません。
あの質の高さに対して、あの価格は良心的すぎるのでないかと。
アパートに住んでいて畑もないので、生きていくために食べ物は買わねばなりません。
"You are what you eat"という言葉があるように人は口にしたもので体は作られ、様々な活動ができて、、などを思うと
食べ盛り、育ち盛りの子供たちに旬のもの、加工されていないもの、栄養がありそうなものを買って食べさせたい。
でもこだわりすぎると買えるものがあまり無かったり、長続きしなかったりするので、私は思いつき、もう完全なる直感で我が家に必要そうな食べ物を選んでいます。
もちろん、セール品は必ずチェック、たとえセールであろうと本当にいるものかどうか、時間が許す限り吟味して買っています。スーバーはいくら長居しても嫌な顔をされないからですね。
こんな日常の中、先日来客がありました。大人と子供あわせて約15人でした。
人が集まる場は賑やかで楽しく、普段の何倍も笑えるし、他のかたの話題、話し方、素振りなどから学べることも多く、大好きです。
そして、料理。
ゲストの方にまで持ち寄って頂いてしまったのですが、大人数用にズラーっと料理が並ぶとテンションがあがりますね。
自宅パーティーなので、たいしたご馳走ではないですし、盛り付けもうまくできておらず、見た目は要改善なのですが、食べ物がたくさんある光景はテンションをあげてくれることを実感しました。
さらに料理を前にして食べて、飲んで、お喋りして、元気になって、、
シンプルなことかもしれませんが、こういうのが 食卓のしあわせ なのかなと思いました。
girl's night で覚えた英単語
今日のバンクーバーは快晴!晴れるとやっぱり気持ちが良い!
先日、近所のランニング仲間達とディナーに行ってきました。
普段はランニングの格好、もしくは母親業の格好だけれど、こういう時はみんなお洒落!
お化粧するのが久しぶり!ハイヒールを履くのが久しぶり!スカート久しぶりなどなどみんな久しぶり話になり、たまにこうやって お洒落してladyに戻るのは気分が上がるねーと。
中には、私みたいにもうハイヒールは履けなくなったね、という友も。
年齢も似たり寄ったり。それぞれ出身地は違うので、育った環境も違うのだけれど、共通項はちゃんとあって、話が尽きないから面白い。
私を含め、母国語が英語でない人もいるのだけれど、もちろん会話は英語。ジョークも英語。
まだまだ聞き取れなかったり、わからない単語が出てきたりするけれど、さりげない気遣いで私にも話を振ってくれたりしたおかげで楽しく過ごせました。
そんな中、話に出てきた単語を2個、備忘録で。
*hangry...空腹時のイライラ、怒りの状態。 空腹時は機嫌が悪くなるよねー、私もーなんていう会話をしながら、そういう時は I'm hangry! というらしいよ、新語だね、ハハハーとお酒を飲みながら盛り上がっていました。
どの国のひともお酒が入ると盛り上がりやすくなりますね。
*sleeping policeman=bump, speed bump,hump
こちらの道路でよく見かけるbump。とくに学校の近くに見かけるのですが、wikipediaによると
道路上に低いカマボコ形の障害物を設けたり、路面の一部を盛り上げて舗装することによって、道路の横断方向に幅3-5m、高さ10-15cm程度の出っ張りを設けることで運転者にスピードの低下を促す。
ものです。バンクーバーの路上のものは高さがかなりあり、スピードを落とさないと車が結構ダメージを受けるものが多いです。
そしてこのbumpのことをイギリスでは sleeping policemanというらしいです。確かにスピードは落とさないといけないし、路上に寝転がっているみたいに作られているし、うまい表現だな、と思いました。
話上手な人がいると、場も盛り上がり、楽しいなぁと改めて思った夜でした。
私は日本語でも面白く話ができないので、英語ではなおさら無理なのですが、こういう楽しい経験を積んで、まずは子供に練習台になってもらい?楽しい話ができるようになれたら、いいな。
セットアップの記録ーその2 学校編
さすが多国籍の地域、バンクーバーの教育機関はwebが充実しており、
ほとんどの情報は Vancouver School BoardのHPで確認、書類のダウンロードもできます。
今のところ日本語の翻訳は記載されておりませんが、DRPCというカナダ国外で生まれた子供が登録する機関のページは様々な言語に翻訳されております。
・義務教育年齢
入学する年の1-12月の間に5歳になる子供から、18歳になる子供が対象で、
kindergarten, grade 1,2,…12までとなります。
kindergarten-grade5までがelementary school,grade6-8がmid school, grade 9-12がsenior schoolに該当するようです。
ただ、これは学校によって異なるかもしれません。
息子の学校はkindergartenからgrade8のmid schoolまでが同じ建物の中にあり、
elementaryとmid schoolが左右にわかれております。
こちらの新年度は9月からはじまるので、2016年9月入学の例でいくと、
2016年1-12月の間に5歳になる子供、つまり2011年生まれの子供が2016年9月から公立学校に通学し始めます。
日本の学年でいくと、年中の9月からとなります。日本より少し、義務教育の始まりが早いですね。
・学校への登録
バンクーバーは居住地により校区が決まっており、カナダ国内でうまれた子供は校区内の学校に出生証明書、ほか必要書類を持参して登録します。
カナダならではで、French Immersionの学校もありますがその場合もまず校区の学校にてFrench Immersionの学校を希望、モンテッソーリの学校を希望、校区外の学校へ越境希望などを伝えます。これも詳しくはVancouverSchoolBoardのホームページに載っています。
そして、カナダ以外の国で生まれた全ての子供は、必ずまずDRPCという場所に登録をしにいきます。このとき、出生証明書が必要になりますので、日本からこちらに来るときに戸籍謄本を必ず持参し、日本領事館などで英訳してもらい出生証明書を発行してもらう必要があります。
領事館での出生証明書発行には約1週間かかりますので、こちらに到着したらなるべくはやく領事館に出向くことをおすすめします。
ほかには本人のパスポートのほかに保護者のビザ、パスポート、居住地の証明書(賃貸契約書、納税証明書など)も必要です。
なにが必要かは必ずDRPCのホームページで確認する必要があります。
書類漏れがあると、また後日出向く必要があり、その分登録も遅れ、学校への登録も遅れるのでここは慎重に行ったほうがよいです。
すべて書類がそろったら、DRPCに必ず子供本人も一緒に連れていかなくてはなりません。受付が8:30からなのでなるべく早くいくと待ち時間も短いです。
登録後は後日行われるAssesment Testの日程をその場で伝えられます。これは語学力、算数などの能力をみるものでできてもできなくても全く問題ありません。
これの結果によりESL(英語が母国語でない生徒が学校で受けられるサポート)が必要かをみているようです。
Assesment Testがおわり、受付内容、書類などが校区内の学校に送られ、その学校から連絡があってから、はじめて登校することができます。
だた、校区内の学校で子供の学年の定員がいっぱいの場合は、次に近い学校で空きがあるところを案内され、そちらに通うことになります。
定員は厳守で、我が子の場合ももうすぐ引っ越しする生徒がいるから待ってほしいと連絡があり、手続き完了後から1週間以上待った記憶があります。
・学校時間
恐らくどこの学校もほぼおなじと思われますが、
elementaryが 9:00−15:00、 mid schoolが 8:45−15:00で
学校開始の5分前に教室にはいることができます。
そして、日本の学校との大きな違いは recessという10:30前後に20分ほどの休み時間があることです。この休憩時間は家から持参したスナック、果物などを食べて基本的には外で遊びます。
日本の学校は1時間目、2時間目、と細かく時間割が決まっていてチャイムがなると思いますが、こちらは細かい時間割はありません。
・教育内容
カナダは州ごとにカリキュラムは決めており、バンクーバーの場合はBC州が決めています。
内容もホームページで調べられます。
カリキュラムに沿って、教員は教えますが、生徒ひとりひとりに教科書は配られません。これも日本とちがうところですね。
プリント、ときにはipadなども使用して教育しているようです。
また、生徒個人個人によって言語を始め進度が様々なので、それぞれの進度になるべくあわせるように工夫して行っているようです。
Indivisualized educationというものだったと記憶しています。(また調べて後日記載します)
・昼食
バンクーバーの学校は給食はありません。基本的にはお弁当を持参する形です。
ただ、これも学校によりますが hot lunch programという昼食をオーダー、お金を払い、お昼時間に昼食が届けられるシステムはあります。
こういうhot lunch programを学校がしているかどうかはその学校のPAC(Parent Advisory Council) がとりまとめをしているかによります。
・PAC
上記のPACは日本でいうPTAと同じものです。
でも、日本のPTAと異なるのは必ず何か委員をする必要はなく、定例会のようなものも開かれていますが、出席も自由で、出欠票の提出義務、出欠票自体がありません。
私自身、まだ一回も定例会などに参加したことはありません、、
お知らせなどはメールやホームページでしらせてくれます。
・学童
学校主体の学童はなく、大体学校の校舎すぐちかくに民間の預かり施設があることが多いです。
子供を預けたい場合は各自この施設に事前に登録、お金を払って預かってもらっているようです。
おそらく月単位などかと思いますが、働いている保護者のかたも多いので、すぐ入れることは少なく、waiting listにのせて待つようです。
国が違えば教育方法、内容も違って当然で、わからないこと、戸惑うこともありますが
総じて親子ともに学校は気楽な場所になっています。
気楽な場所といってよいのかわかりませんが、、自由な雰囲気で、決まり事も少なく、
やはり気楽という言葉が一番に浮かびます、、まだ低学年だからかもしれませんが。
Vancouver Public Libraryは便利
バンクーバーにきて、読書の時間が増えました。
特に冬はレインクーバーという位雨ばかりなので、、
そこで大活躍なのが Vancouver Public Library。
図書館カードを作ればどこの図書館で本やDVDを借りれるだけでなく、onlineでeBOOKやaudio bookも借りられます。
とくに子供用の本はnarrated bookもあり、綺麗な発音で読んでいるのを聞きながら、読むことができ、読んでいる箇所の文字の色が変わるので英語の勉強にもなります。
ちゃんと作者、挿絵画家の名前も読んでくれるので、今までわからなかった名前の読み方もだいぶわかるようになりました。
DVD、ブルーレイは映画やテレビドラマ、教育用のもあり、図書館により多少ラインアップは違いますが豊富に感じます。
特にテレビドラマは日本にいるときは知らなかったものも多く、毎回選ぶのが楽しい
です。
そして、やはり恋しくなる日本の本。これはCentral Libraryの日本語書籍
コーナーで借りられます。
日本語書籍コーナーはスチール棚が6棚位でしょうか。大人用から子供用まであり、適度にコンパクトなので選びやすいです。
日本にいるときは、膨大な日本語の本の中から選ぶのはついついいつも決まった作家さん、テーマになりがちでしたが、この選びやすさのおかげではじめて読む作家さんが増えました。
ゆったりとした時間が流れるバンクーバー、帰国まで読書をとことん楽しもうと思います。
英語の読書本の選び方ー5 finger rule-
息子は読書が大好きで、最近は昼間は英語の本、寝る前は日本語の本を読むという習慣になっています。
学校のELL(English Language Learning) teacherからどんな本でも良いので、
・興味のある分野の本
・ちょうどよいレベルの本
を選び、必ず 声に出して読む ことを勧められました。
興味のある分野は表紙を見て息子が勝手に選ぶのでいいのですが、息子の英語readingのレベルに合った本を選ぶのは当初よくわからず適当にやっていました。
その後、校外のELLの先生の話を聞く機会があり、具体的にレベルに合っているかを知る目安として、「5 finger rule」 というのを教わりました。
「5 finger rule」とは簡単に言うと、本の中のどのページでもいいので1ページ開き、そのページの中にわからない単語がいくつあるかによって、読む子供の読書レベルに適しているかを知る方法です。
その1ページを読むときに片手の5本指を広げ、わからない単語があったら指を折っていき、最終的に追った指の数が
0−1個:簡単すぎる、2−3個:ちょうどよい、4個 :試してみてもよい、5個 以上:難しすぎる
というわからない単語の数でみる方法です。
シンプルですが、シンプルであるが故にすぐに目安として使うことができ、役だっています。
子供も自分に適しているレベルの本を読むことによって、英語でも抵抗がなく読めるようになってきて、日本語の本のように読書を楽しむことができ、自信もついてきたようです。学校の先生からもreadingの力が伸びてきていると褒めていただきました。
担任の先生やELLの先生は校舎内でばったり会った時に、些細な事でも今の子供の様子を話してくれたり、世間話をしてくれたり、褒めてくれたり、、先生方は褒め上手!ありがたいです。
そして、声に出して読むこと。これはとても重要だと先生は強調なさっていました。
これは英語に限らず、日本語の読書でも言えることのようです。
英語の音読を我が家でどのようにやっているか、次回思い出として書いてみようと思います。